お知らせ
比良の堂満岳にて、【雪山初級+】コースをご案内いたしました。
天気は夕方から雨になりそうでしたがぎりぎりセーフ。嵐の前の静けさの中、雪山完全装備で様々な歩き方や道具の使い方、気象判断などについて解説することができました。
古い雪の上に2日前の新雪が50cmほど。アイゼンの爪を利かすには不向きな雪質で、これもひとつの良い経験ですね。今後は地図読み講習にもぜひご参加ください!
琵琶湖が見えてきた
南湖方面
高島市の鳥越峰にて、【地図読み登山・雪山編】を開催いたしました。
2日前の下見でなかなかの積雪量と倒木の嵐ということが判明したため、今回は鳥越峰まで行かず中間の平坦地を目指しつつ、雪山で迷わないための様々なテクニックを披露しました。
今冬は大雪のためあちこちで倒木が大量発生しています。積雪期はもちろん、春以降も道迷いや踏み抜きなどの危険がありますのでくれぐれもご注意くださいませ。
道標やトレースがなくても、あるいは猛吹雪で何も見えなくなっても、地形図とコンパスを駆使すればかなりの精度で現在地を特定したり目標地点へ向かうことができます。
当ガイドは30年間におよぶ登山歴の中で一度たりともGPS機器に頼ったことがありません。ひたすら紙地図を読み解きながら、ヤブ漕ぎや吹雪やラッセルを楽しむ山歩きを続けています。
そんなアナログ登山ガイドがご案内する地図読み講習登山は、わりとご好評いただきながら関西中心に毎月開催中。今年はMOC(モンベル・アウトドア・チャレンジ)の地図読み講習会も滋賀県と福井県で予定していますので、ぜひお申込みください!
比良山地のヤケ山(700m)にて、【雪山初級】コースをご案内いたしました。
前日から冬型が強まって当日も大荒れの天気予報でしたが、完全な西風になりそうだったのと雲の動きから、北小松は大丈夫という確信を持っての開催決行。
琵琶湖の北側は黒雲に覆われていたものの、ヤケ山は予想通りの穏やかな別世界。アイゼン歩行やウェアの選択などについてじっくりと解説することができました。
こんな天気予報の時でも、天気図と地形図を読み解くことでそれなりに楽しめる山を絞り込むことができるものです。今回は前日の高室山中止も含め大正解!(^^)
雪はだいぶ少なくなっていましたが涼峠手前から山頂までずっと続いており、山頂では80~100cm。まだしばらくは大丈夫そうに思えるけれど、来週の気温上昇でどうなるか・・・。
比良山地の堂満岳(1057m)にて、「初級+」コースをご案内いたしました。
比良の中でもひときわ鋭く目立つ姿の堂満岳は、急斜面と険しいルンゼに囲まれていて中級~上級雪山を目指すための練習にぴったり。
今回はイン谷口から若干のショートカットも交えつつ山頂を往復し、深雪や急斜面での歩き方、雪崩や悪天候に対する注意点などをお伝えしました。
積雪は山頂直下で130~150cm。イン谷口に近い下部はほぼ融けていたものの、標高400mあたりからずっと雪が続いていて快適に歩くことができました。
しばらく穏やかな天気が続いていましたが、今週末は寒気襲来でまたまた雪で真っ白になりそうです。
天気はまあまあ
いちめん凍りついたノタノホリ