お知らせ
今月後半は主に京都一周トレイルを歩いていました。暑さが少々しんどい時期ではありますが、こういうロングトレイルもたまには良いものです。
5分割で歩きとおすつもりが、都会の交通事情に不慣れなこともあり結局6分割に。まあいろいろと良い勉強になりました。
コース上の問題はほとんどありませんが、叡山電車の市原~鞍馬間が土砂崩れで秋まで運行休止。この区間はバス利用になるのでそれだけ要注意です。鞍馬~貴船口間の道路は歩くとたいへん危険なのでバスを使いましょう!
大原
保津峡(桂川)
ユキノシタ
嵐山の竹林
京都府山科区の鏡山にて講習会【地図読み登山・基礎編】を開催いたしました。
小雨がぱらついたもののレインウェアを着るほどでもなく、山科の裏山をゆっくりと歩きながら地図とコンパスの基礎知識をお伝えしました。
基礎編で毎回お話しさせていただくことは、
・風景の変化や道の分岐に気づいたら、まず立ち止まって地形図の「整置」。整置したら周りを見渡し特徴的なものがないか確認。(尾根・谷・岩場・堰堤・高圧線など)
・迷ってから遠くの山などを頼りに現在地を割り出すなんてことは夢物語、それができるうちはまだ迷っていない証拠。
・迷ってから地図とコンパスを取り出しても手遅れ。出発時からちょくちょく見る癖をつけましょう。
・ちょっと不安を感じたぐらいでスマホを見てたら上達はありえません。GPS機能はせいぜい家に帰ってからの答え合わせに使いましょう。
・未知の谷を道具と技術なしに下るのは自殺行為。迷ったら絶対に尾根に上がりましょう。
応用編ではもっと複雑な地形のなかで、現在地を見失わずに確実に目標地点を目指す方法を中心にレクチャーいたします。地図読み登山<基礎編>で得た知識を確かめたい方、地図読みの技術をもっと高めたいという方はぜひお申込みください!
三重県菰野町の国見岳にて【中級-】コースをご案内いたしました。
国見尾根から中道への周回コースは様々な悪場を経験するのに最適。お馴染みのお客様と山男・山子でわいわい賑やかに楽しみながらも、岩場・ガレ場や鎖場での歩き方をしっかりと練習しました。
常日頃ガイド中に申し上げていることは、
・ただ怖がるだけでは何の解決策にもならないので、とにかく楽しみましょう。
・「落ちたらどうしよう」ではなく「どうすれば安全に歩けるか」を考えましょう。
・肘と膝が曲がった状態は完全に負け。肩の力を抜いて足をまっすぐ伸ばしましょう。
・しがみついて体を引き上げる力だけでなく、手のひらで下方向へ押さえつける力も使いましょう。
・地上でできることはどんなに高い場所でもできるはず。低いところで練習を重ねましょう。
何でもそうですが、苦手なことを避けていたら上達はありえません。どんな状況でも強い心を持って山を遊びつくせるようになるためには、ひたすら練習と挑戦です!
※当ガイド登山の【中級ー】ならびに【中級】コースは、事前に【初級+】コースへ参加済みの方が対象です。参加条件については各イベント詳細にてご確認ください。
ゴジラ(恐竜?)に食べられる人々
地蔵岩
サラサドウダン
滋賀県大津市にて、【初級】比叡山を開催いたしました。
比叡山における当ガイド一番のお気に入り、悲田坂から無動寺坂をめぐる一周コース。今回は健脚のお客様を通常の1.5倍の速さでご案内。重荷にも負けない体をつくるためのトレーニング登山や、足場の悪いところでの足運びなどについてもレクチャーしました。
東塔境内は土曜日とは思えないほどの人の少なさ。たいへん静かな山歩きが楽しめました!
今回は受付確認と開催決定のメールが届かなかったとのことでお一人キャンセルになってしまいました。お申込みから3日以内に返信がない場合は、誠にお手数ですがメールまたは電話にてご連絡くださいませ。
gmailやauではプロモーションタブや迷惑メールに振り分けられている可能性が高いので、一度そちらもご確認ください。振り分けされていた場合はメインタブへ移動または受信許可してくださいますようお願いいたします。
3年ぶりぐらいに藤内壁前尾根を登ってきました。
開業してから1年以上まともにクライミングをしていないので、体と道具の使い方を再確認しながらP1まで登り切って中道経由で下山。
最近主流の5.5mmケブラーロープを使ったアンカーシステムは実に素晴らしいですね。ちょっとロープの値段が高いけれど、十分すぎるぐらいの価値ありです!
相変わらずの絶景
久しぶりの出番
P2(ヤグラ)