お知らせ
長浜市の横山岳にて【初級】コースをご案内いたしました。
横山岳(標高1132m)は登りごたえのある美しい双耳峰で、湖北を代表する人気の山。この時期は豊かなブナ林の新緑がまばゆいばかりに輝いて迎えてくれます。
杉野側の白谷小屋から東尾根と三高尾根を登る方がほとんどですが、他にも金居原コースや墓谷山とつなげたり、白谷本流コースや菅並側の西尾根(どちらも中~上級者向け)などもあります。
鳥越峠と山頂(西峰)の間はかなりの急斜面なため、くれぐれも転倒や滑落にはご注意ください。これを登りにするか下りにするかは迷うところですね~。
新緑のブナ林
抜けるような青空!
オーダープランのご依頼をいただき、鈴鹿の釈迦ヶ岳で【中級-】コースの歩き方講習登山を実施いたしました。
夏に北アルプスの難コースに挑戦なさるとのことで、今回はあえて悪場の多いコースを選んで足運びや基本姿勢などについてご案内。
ちょうど梅雨の中休みで最高の天気のもと、鈴鹿の山並みや伊勢湾を一望できてきっとご満足いただけたことと思います。
恒例の5回目参加記念品贈呈もありました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
谷沿いのガレ場を慎重に
文句なしの快晴
猫岳から快適な稜線歩き
ご参加5回目の記念品
なんと早くも西日本は梅雨入りしてしまったようで。普通なら5月末から6月頭にかけては絶好の登山日和が大いに期待できる時期ですが、今年は完全にやられてしまいました。
鈴鹿の山では既にヤマビルの活動が盛んになっています。これから秋遅くまでは、肌の隙間を少なくして塩水スプレーなどを必ず持ち歩きましょう。くれぐれも油断なさらぬよう・・・。
(+д+)
雨模様のなか稲ヶ谷から雨乞岳へ登ってきました。ときどき滑落や転落事故が起きるこの難コースでは、つい先日も登山者がひとり亡くなっています。
ところどころ崩落している深い谷のなかでヘツリと徒渉を繰り返す、ほぼ沢登りと言っても良い内容。山と高原地図に破線コースながら載っているうちは一般登山者が入り込むことは避けられず、更なる事故が起きないよう祈るばかりです。
このような危険なコースを歩く場合は登りにだけ使い、下山は遠回りでも別の安全な登山道を利用することでリスクを減らしましょう。また、ウェブ上の登山記録には、一般登山道ではないものや危険なコースの案内も多く含まれているため鵜呑みは禁物。
当ガイドはヘルメット着用のうえ単独登山でも20mロープとスリング・カラビナは必ず持参します。
ガイド依頼を頂き、講習会【地図読み登山・基礎編】を滋賀県竜王町の鏡山(竜王山)にて開催いたしました。
前日まで微妙な天気予報でしたが、うまい具合に雨が上がって少々暑いぐらいのコンディション。鳴谷池~奥鳴谷広場~新道経由でモトクロ山への周回コースを歩きながら、ほぼ応用編の内容で地図読み技術とコンパスの使い方をお伝えしました。
この界隈はたいへん地形が複雑で地図読みの練習には最適。年中いつでも静かな山歩きが楽しめますが、くれぐれも道迷いとイノシシには要注意!
モトクロ山
マウンテンガイド フォレストノーツでは関西・近畿地方を中心に、地図読み講習登山【基礎編】【応用編】をご用意しております。
ハンディGPS端末やスマートフォンを一切使わずに、「等高線から読み取れる山の情報」「コンパスの正しい使い方」「地形図上で現在地を特定する方法」「登山計画の立て方」など、多岐にわたる実践的な知識をお伝えいたします。
電子機器に頼ることなく自分自身の力で山を自由自在に歩きたいという方は、長年ヤブ山や雪山で鍛えた当ガイドの地図読み講習にぜひご参加ください!
【開催地域】滋賀・京都・大阪・三重・岐阜
※他地域への出張ガイド依頼も承ります。メールまたはお問い合わせフォームにてお気軽にご相談ください。
東近江市にて【登山のための安全技術】講習会を開催いたしました。(写真を撮るのを忘れたため以前のものを使用)
・シートベンド
・二重8の字結び(フィギュアエイトノット オン ア バイト)
・もやい結び(ボーラインノットまたはボウリンノット)
・クローブヒッチ
・自在結び(トートラインヒッチ)
・ダブルフィッシャーマンズベンド
・プルージック
・遭難しないための準備と、もしも遭難したときの対処
・危険個所の通過方法、悪天候や野生生物への対策
・安全に登山を楽しむための体調管理や栄養補給について
・ツェルトの使い方
などをご案内いたしました。
毎度のことながらこの講習は時間が不足しがち。今回学んだロープワークについては【登山のためのロープワーク】講習会でも復習できます。ぜひご検討ください!
当ガイドは山で泊まるときにテントの代わりとしてモンベルのU.L.ツェルトを多用します。きちんと張れば多少の悪天候では全く問題なし。以下はその実例です~。
(^^)
標高1000m
標高2000m
標高3000mでも!