お知らせ
高島市のマキノ高原にて、【雪上訓練】コースをご案内いたしました。
アイゼンや輪カンをつけた時の歩き方と注意点、ピッケルやプローブの使い方、ショベルを使って雪洞を掘る方法など、安全に雪山を楽しむための知識と技術をお伝えしました。
道迷い・低体温症・滑落・雪崩など、雪山には様々な致命的リスクが存在します。知識と道具と技術を身に付け体力を向上させることで、それらのリスクを回避したり克服していくのが登山という遊び。
悪天候など不安要素の多いときでも落ち着いて行動できるよう、くれぐれも無理のない程度に様々な経験を積んでいきましょう!
比良の釈迦岳にて、【雪山初級+】イン谷口からの往復コースをご案内いたしました。
気温上昇で琵琶湖東岸はもやがかかっていましたが、蛇谷ヶ峰方面は良い展望。今年は本当に雪が多く山頂の深いところで約2m、標識も完全に埋もれてしまっています。
このコースは尾根伝いではあるものの小さい支尾根や迂回があり、初見で下るのは割と困難。積雪期のルートファインディング練習に最適です。
来週は本格的に暖かくなるようで、場所によってはそろそろ全層雪崩が心配な時期。怪しい斜面には近づかず、お互い間隔を空けての行動が必要ですね。
安曇川方面
堂満岳と蓬莱山
比良の堂満岳にて、【雪山初級+】コースをご案内いたしました。
天気は夕方から雨になりそうでしたがぎりぎりセーフ。嵐の前の静けさの中、雪山完全装備で様々な歩き方や道具の使い方、気象判断などについて解説することができました。
古い雪の上に2日前の新雪が50cmほど。アイゼンの爪を利かすには不向きな雪質で、これもひとつの良い経験ですね。今後は地図読み講習にもぜひご参加ください!
琵琶湖が見えてきた
南湖方面
高島市の鳥越峰にて、【地図読み登山・雪山編】を開催いたしました。
2日前の下見でなかなかの積雪量と倒木の嵐ということが判明したため、今回は鳥越峰まで行かず中間の平坦地を目指しつつ、雪山で迷わないための様々なテクニックを披露しました。
今冬は大雪のためあちこちで倒木が大量発生しています。積雪期はもちろん、春以降も道迷いや踏み抜きなどの危険がありますのでくれぐれもご注意くださいませ。
道標やトレースがなくても、あるいは猛吹雪で何も見えなくなっても、地形図とコンパスを駆使すればかなりの精度で現在地を特定したり目標地点へ向かうことができます。
当ガイドは30年間におよぶ登山歴の中で一度たりともGPS機器に頼ったことがありません。ひたすら紙地図を読み解きながら、ヤブ漕ぎや吹雪やラッセルを楽しむ山歩きを続けています。
そんなアナログ登山ガイドがご案内する地図読み講習登山は、わりとご好評いただきながら関西中心に毎月開催中。今年はMOC(モンベル・アウトドア・チャレンジ)の地図読み講習会も滋賀県と福井県で予定していますので、ぜひお申込みください!
MOC 山歩き講習会 はじめての地図読み編
・滋賀【佐和山】 4/17(日)
・福井【村国山】 5/8(日)
MOC 山歩き講習会 地図読み実践編
・滋賀【呉枯ノ峰】 5/22(日)
・福井【一乗城山】
比良山地のヤケ山(700m)にて、【雪山初級】コースをご案内いたしました。
前日から冬型が強まって当日も大荒れの天気予報でしたが、完全な西風になりそうだったのと雲の動きから、北小松は大丈夫という確信を持っての開催決行。
琵琶湖の北側は黒雲に覆われていたものの、ヤケ山は予想通りの穏やかな別世界。アイゼン歩行やウェアの選択などについてじっくりと解説することができました。
こんな天気予報の時でも、天気図と地形図を読み解くことでそれなりに楽しめる山を絞り込むことができるものです。今回は前日の高室山中止も含め大正解!(^^)
雪はだいぶ少なくなっていましたが涼峠手前から山頂までずっと続いており、山頂では80~100cm。まだしばらくは大丈夫そうに思えるけれど、来週の気温上昇でどうなるか・・・。